CGクリエイターだけどブータンに来てみた

CGアニメーションの制作指導のためにブータンに住んでる日本人のブログ

日本がブータンに与えた意外な影響

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ブータンといえば「幸せの国」「GNH」「国王夫妻」、そして少し国際協力などに関心のある方なら「ダショー西岡」あたりがすぐに思い浮かぶイメージでしょう。

 

そんな平和なイメージの親日国・ブータンに実は、日本が妙なカタチで関わってしまった過去があるんです。

 

*人から聞いた話が大半なのでソースが曖昧です。ご了承ください。 

 

今からさかのぼること約12年前、ブータン、特に首都ティンプーでは十代の少年を中心としたギャング集団による抗争が問題になっていました。

2006年ごろから始まったこの現象は主に二つの巨大派閥があり、それぞれのグループに最大時は約300人を超えるメンバーがいたそうです。

最終的には王室警察が動き、2010年ごろに事態は収拾したといいます。

その当時教育省に勤めていた現同僚が、最大派閥のギャンググループのリーダーに「なにが君たちをそこまで動かしたのか?」と質問しました。

そしたら答えはこうだったらしいです。

「クローズZERO見てかっこいいと思ったから。」

 

クローズ。

 

そうです、小栗旬のこれです。

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引用元:https://ciatr.jp/topics/307821

なんと、日本の不良映画に触発されて合計700人を超える少年たちが日々抗争に明け暮れていたらしいです。

そしてそのリーダーの言葉を聞き、私の同僚は納得したそうです。

確かにみんな同じ刈り込み入れてるわ、と。

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引用元:pinterest.com

映画の公開時期とギャングの発生時期を考慮すると、クローズはあくまで問題の巨大化の原因であって発生原因ではないと思われます。しかしヒマラヤの合間の小さな国を混乱に陥れ、最終的には国王までもが動く事態になった、ブータン王国まれにみるこの社会問題に日本が少なからず絡んでいたということ、皆さん知ってましたか??

余談ですが、そのギャングリーダーは今は家庭を持ち良きパパになってるらしいです。

 

さらに余談ですが、ブータンの方々は小栗旬を見ると「セリザワ!」と言います。でも小栗旬は滝谷源治です。

 

 

reference:

From Violence to Peace: The Story Of A Former Gang Leader – Amrith Bdr Subba – Business Bhutan

Gang culture declared illegal in Bhutan – Bhutan News Service