CGクリエイターだけどブータンに来てみた

CGアニメーションの制作指導のためにブータンに住んでる日本人のブログ

ブータンに1週間住んで見えてきたもの

初めまして、kumiko_nです。

CGアニメーション制作の指導、技術向上をすべく、某海外協力ボランティアとしてブータンに引っ越してきて一週間ほど経ちました。

今回はブータンの長所、短所について書いていきたいと思います。

 

まずは短所から

 

野良犬多すぎ

アジアの発展途上国にありがちです、が、ブータンは特に多い気がします。理由はおそらくブータン人の宗教観にあります。

ここブータンの人々は基本的に敬虔な仏教徒。殺生を嫌います。虫一匹すら殺しません。

ほとんどの野良犬はおとなしく無害なのですが、時々、特に町から離れると縄張り意識が強い奴がおり、唸ったり吠えたりしながら向かってきます。とても怖いです。しかしひるんではいけません。大体はビビらせに来ているだけなのです。走って逃げたりせずに、冷静に石を投げる「ふり」をしましょう。おとなしく散ってくれます。

 

肉があまりおいしくない

観光客が行くようなレストランは大丈夫ですが、超ローカルなお店や肉屋の肉はクセが強いです。ケモノ臭がきついです。

筆者はいっそベジタリアンになろうかと考えています。

 

空気が薄い

私の住む首都 ティンプーは標高2400mに位置する高山地帯です。ついでに坂が多いです。なんたって山間部なので。少し坂を上ると息が切れます。

まぁそのうち慣れるらしいので私にとってはさほど問題ではないですが、観光で来る方は頭の片隅に覚えておいてください。

 

食事が辛い

有名な話ですね。

私は日本では「辛い物好き」に分類される人間です。しかしブータンの食事はときどき辛いです。特に小さめの青唐辛子、あれは辛い。

ついでに次の日、出口も辛いです。

 

 

いろいろ書きましたが、もちろんいいところもたくさんあります。

 

生活費が安い

特に食費が安いです。野菜が1キロ100円少しで買えたりします。

ブータン地産地消、オーガニックに力を入れているようです。サブジ バザールという週末野菜市場には色とりどりの野菜や果物が所せましと並べられていて楽しいです。

 

優しい人が多い

ある日家から町に出るために歩いていました。近道をしようとして迷いかけました。そしたら少し離れたところで井戸端会議をしていたおばちゃんたちが「そっちは抜けられないよ!」とわざわざ私たちのところへ来て道案内をしてくれました。最後には「気を付けてね~」って感じで笑顔で見送ってくれました。

それ以外にも、ブータンの人々は我々のような見知らぬ外国人にも親身になってくれます。

 

ぼったくられない

これは上記の「優しい人たち」に通じる部分がありますが、ブータンの人たちは「人を騙す」ということをほとんどしません。私たちはどこからどう見ても外国人。でもタクシーの運転手たちはまずぼったくろうとしません。

 

いや、一人だけ会いました、ぼったくろうとした人。100ニュルタム(約170円)の距離で150ニュルタム(約255円)請求されそうになりました。でもその程度です。かわいいもんです。

 

ネットはそこそこ速い

道には牛が歩き回り、たまに断水するような国です。しかし4G band28があります。15Gで1,299ニュルタム(約2,200円)です。職業柄データを使いまくる私としてはありがたいです。

 

(基本的に)食事はおいしい

基本辛いです。しかし辛くないものもたくさんあります。

ブータンでポピュラーなおかずの一つにダツィ料理がありますが、そのなかでもジャガイモを使ったケワダツィ、マッシュルームダツィなどはシチューやグラタンのような味わいで日本人にもなじみ深くとても食べやすいです。

 

 

ブータンというと「幸せの国」とか「素敵な国王夫妻」とかのイメージがあります。しかしながら気軽に旅行に来れる国ではないという事情から実際の国の様子はまだまだ謎に包まれていると思います。

これからすこしずつこちらの様子を、イチ日本人として、またイチCGクリエイターとして発信できたらと思います。では。