CGクリエイターだけどブータンに来てみた

CGアニメーションの制作指導のためにブータンに住んでる日本人のブログ

今年に入ってからの近況報告

お久しぶりです、とてもお久しぶりです。すごく放置してしまいました。

先日、日本の知り合いから生存確認の連絡が来ました。

生きてます。

 

2018年に入ってから、幸か不幸か非常に忙しかったです。今回は最近の活動をまとめて振り返らせていただきます。

 Post Effects Seminar in Gelephu

Bhutan Film Associationの人々向けに、全5日間かけてAdobe After Effects のセミナーを行いました。

これもなかなか苦労が多いながら、収穫と学びも多いセミナーとなりました。詳細は別記事で。

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みんなでレビュー中。

 Group Study for Animators 全12回終了

やっと、やっと終わりました。

レギュラーで来てくれていた人たちのスキルは間違いなく向上しました。あとは彼らが学んだことをどれだけ作品に生かせるかにかかっています。

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この言葉も教えた。ブータン人みんなに知ってほしい言葉。

 現在のプロジェクト本数

現在、ざっと4本のアニメプロジェクトを抱えております。来月か再来月から追加であと2、3案件面倒見ることになるかもしれません。日本でも6案件同時進行なんてしたことないっす。

死にたくない。

でも2本は今月末に終わる予定なので、大丈夫・・・なはず。

 延長・・・?いやいや

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さぼってゲームしてる私の愉快な仲間たち(同僚)。

我々の赴任期間は原則2年。着任半年たった今、後任を探して継続支援を行う必要があるかどうかの調査等がぼちぼち正式に行われます。

職場が「YOU、任期延長しちゃいなよ」とアプローチをかけてきます。

なぜなら私が離任する直前くらいのタイミングで、私の所属する部署の体制をがらりと変える計画があるようで、その時に勝手知ったエキスパートがいてほしいらしいのです。

でもちょっと考えさせてください。

モテ期到来。

モテてます。アプローチかけられてます。とはいえ実はこれ理由がありまして

ブータンの方々は、自国より稼ぎのいい国に行きたがります。いわゆる出稼ぎですね。そして日本は賃金が高く、出稼ぎ志望のブータン人あこがれの地の一つなのです(ちなみに一番人気はオーストラリアです)。そして、日本人と結婚すれば日本で働けるので・・・まぁあとはお分かりですね。

でもそんな人たちにいつも言うんです。

「そういう話は定時や予定を守れるようになってからしてね」と。悲しいけどそれが現実なので。

まとめ

 とまぁ、なんだか目まぐるしい日々を送っております。

しかしそれはつまり私が必要とされていて、かつ私がなにかしらの変化をこの国に与えられているということだと思っています。

書きたいことはたくさんあるから、今後もはてブ見守っていてくださいm(__)m

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ハイキングコースから見たティンプー。ミニチュアみたいですね。

 

アニメーターの週末勉強会~不満編~

 以前書いた通り、アニメーターのための週末勉強会を毎週土曜日に開催しています。が、決してスムーズというわけではなく・・・

 

以下、少々愚痴っぽくなります。

 

 

ちゃんと読め!

参加者を集めるために、職場の許可を取ってFaceBookのグループ、イベント機能を使ってイベント作成、出欠席を集計するようにしました。その方法は

  1. 月曜日か火曜日くらいに次回の公開限定イベントを私が立て、スタジオ代表者を招待する
  2. タジオ代表者は、自分のスタジオから参加したいスタッフがいるかどうかを確認。いる場合、イベントに「参加」をクリックし参加者の人数と名前をコメントに残す

って風にしてました。

各スタジオ代表にのみイベント招待を送るようにした理由は、まず全スタジオの全スタッフを招待することができないから(さすがにそこまで把握しきれない)。

そして会場とオーガナイザー(私)の英語力の問題で定員を設けているため、早い者勝ち的な感じで一部スタジオの人ばかり参加する感じになってはいけないから

です。

なので、「スタジオの代表者さん、自分ところのスタッフが週末参加できるか確認して人数教えて~各スタジオ〇人までね」ってシステムにしました

 

しかし

過半数の方が未だ理解してくれません。

 

まず参加/不参加のボタンを押さない、電話で連絡してくる、別件のメールの最後に追記的に書いて連絡してくる、など

 

私の説明が悪いのか、運用方法が複雑なのか・・・といろいろな人に確認したけど、結論はだいたい

ブータン人テキトーだから・・・( ^ω^)」

です。

毎週毎週「木曜夜までにイベントページを確認の上、承認お願いします。連絡なしの参加者に対しては席を用意できない可能性があります」ってメッセージ送ってるけど効果なしです。

ちなみに、メールもまともに見ない方が多数いらっしゃいます。一番有効なのは電話連絡。電話は相手の時間を邪魔するので、個人的には嫌いなのですが・・・。

 

なんで私独りで運営しとんねん!

この週末勉強会は、私の働いている情報通信省情報メディア局に頼まれて開催しています。

毎週土曜日くるのは私だけ。

独りで鍵開けて準備して開催して片付けて鍵閉めて帰ってます。

たまに同僚が来た!と思ったら車洗って帰っていく。

なんやねん君。

挙句に「先週末やったの?」ってそれすら把握してないんかい。

別にこれ開催しなくても私にはデメリットないねんで?あんたらが今年の目標達成できずに困るんやで?

って言ったら、一応一人来るようになりました。一応。しかし当事者意識が非常に低い感じがしてモヤモヤします。

 

お前ら自由すぎるわ!

ドタ参、ドタキャン禁止!!!!(急病等除く)

 

なめんなよ

きちんと参加してくれる人がいる一方で一度も参加してないスタジオがありました。

「参加に際してなにか不便な点があったら教えてください」と連絡したら

 

「ごめん、今プロジェクトが忙しくてみんなテンヤワンヤなんだ」←わかる

「ウチは他のスタジオと違って忙しいから」←はぁ

「とはいえ、ウチ以外の小規模のスタジオたちにとっては君のやってる勉強会は有益なものだと思うから、頑張ってよ」←は?

「また制作のことで聞きたいことあったら呼ぶから、そんときよろしく」←あなたが来てください

なめんなぉ(^ω^#)

 

 

とはいえ、きちんと参加して楽しんでくれてる方もいます。

また参加者であるアニメーターたちはあくまで民間企業なため、こちらから勉強を強制することはしなかったし今後もする気はありません。

私を信頼してくれる人たちのために一生懸命尽力できればと思っています。というか、いい具合にふるいにかけられたので結果よかったのかもしれません。

 

アニメーターの週末勉強会

Group Study for Animators と銘打った週末勉強会も5回目を昨日終えました。3か月間、全12回を予定しているのであと7回です。

半分ほど来たので、今までの勉強会内容を振り返ってみたいと思います。

 

 

第一回:Animation Analysis

アニメーション分析、ということで、大友克洋監督「火要鎮」を見ながら、日本の伝統的アートスタイル、文化の現代コンテンツへの取り入れ方、現代のブータンのアニメとの比較やディスカッションをしました。

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こんなスライドも一応作ったりして

www.slideshare.net

www.slideshare.net

正直、この初回はうまく運営できたとは言えませんでした。緊張してうまくしゃべれないし、一部の人がずっと喋ってるのをファシリテーターとしてうまくまとめられず・・・忘れたい恥ずかしい過去になっています(笑)

 

第二回:Basic Sketching

この回では、参加者の画力を確認するためにデッサンの基礎的なことをやりました。

立方体に始まり、球体、円柱・・・と、超基礎の幾何学形態それぞれの形の解説、この訓練の実務での活用方法(例えば人体は球と円柱に置き換えられるよ、とか)を説明したうえで何種類か描いてもらいました。

www.slideshare.net

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この回で分かったのは、知識として描き方を知ってる人は多い、しかし実際描けてない。ってことですね。どうも頭でっかちになってる人が多いみたいです。

 

第三回:Human Skeching01

前回でアニメーターたちのデッサン力を知ることができ、また「数をこなさせなければいけない」という課題も見つかったので、次回からガンガン描いてもらうために人物スケッチの基礎を説明しました。

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この日は当初、参加予定者6人だったから狭いほうの会場に変えたら、なぜか結果参加者13人くらいになってました。ドタ参禁止!

 

第四回:Human Sketching02

ここから地獄の1000本ノック・・・ならぬ、クロッキー回になっていきます。

とにかく手動かせ!と、10分クロッキー×2、5分クロッキー×5、一休みしてまた5分クロッキー・・・みたいに、女性のポーズを中心に練習

のつもりでしたが、前回の私の説明に捕捉を加えたいと名乗り出てくれた参加者がいたのでお願いしました。そしたら1時間くらい話してくれたので、結果あまり描く時間はなかったです。

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でも自主的に情報共有してくれる人が現れたのは非常にうれしかったです。これからもこういうのあるといいなぁ。

 

第五回:Human Sketching03

この回からいよいよ本格的に1000本ノック開始です。男性のポーズを中心に描いてもらいました

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「だんだん手が迷わず動かせるようになってきた」という感想をいただけて嬉しい限りです。

ちなみに上の写真は私のクロッキーです。みんなと一緒にコソコソ練習してたら、私も少しずつうまくなってきた気がしますw。

 

毎週来てくださる人が少しづつ上手になっていってくれているのは本当にうれしいです。

この練習が作品に反映される日が来ますように。

 

手のひら大学に通い始めて思ったこと

私事ですが、実は10月から大学生してます。日本の通信制大学です。

 

 

なぜ今さら大学なのか

ずばり学位が欲しいからです。

私は専門卒で、準学士に相当する専門士の学位が最終学位です。

現在の某海外ボランティアに応募してから現在に至るまで、学歴について考えさせられることが何度もありました。非常に屈辱的な思いをしたこともありました(それについてはいつか書けたらかきます)。

現在の仕事状況は幸いにも日本で働いていたときのように多忙ではなく、おそらく20歳で働き始めてから一番といえるくらい時間にゆとりがあります。

「いい機会だ、これを機に学士取ったるわ!」と、ノリと勢いで入学してしまいました。

 

どんな大学に通ってるのか

京都造形芸術大学の芸術教養学科、通称「手のひら大学」の学生してます。芸術やデザインの基本的な概念や歴史を学び、実生活に活かしていきましょう!的な目標の学科で、通信制大学の中でも完全ペーパーレス、スクーリングなしで卒業が可能な(意外と)数少ない大学です。

教科書は電子書籍、生徒同士の交流もネット上がメインです(オフ会とかやってるみたいですが)。

 

どのように学習を進めるのか

科目形態は主にテキスト科目とウェブスクーリング科目の2種類があります。

テキスト科目

まずシラバスに書かれたレポートを提出、それが合格次第単位取得試験を受験する感じの科目です。基本的に講義的なものはなく、レポート課題に沿った内容を自分で研究するのみです。

ウェブスクーリング科目

学習用動画を見たのちレポート提出する科目です。動画はNHKの番組っぽい雰囲気です(個人的感想)。

 

メリット・デメリット

メリット

100%自分のペースと都合で学習できる

これが一番大きいですね。やれるときにまとめてガーっとやっちゃうのが好きな私には合ってます。

通学時間の節約

上記と似てますが、コマ割りという概念がないので、どの科目も基本的に24時間365日受講可能です。特に私は実質スクーリングも不可能なところに住んでいるので、通学なしというのは必須条件の一つでした。

安い。 

年間授業料¥170,000(2017年現在)というのはかなり魅力的でした、特に私のような「いったん、とりあえず学位が欲しい」人にとっては。

実は、スクーリングなしという点でサイバー大学も検討はしてました。ずっとやりたかったプログラミングが勉強できるし。が、決め手は学費でした。 だって10倍くらい違うんだもん・・・

 

デメリット 

分からないことを質問するとき不便

科目ごとに質問送信フォーム、キャンパスライフ全般の相談をする学習コンシェルジュなるシステムがあります。が、返信は早くて翌日なのでスケジュールに余裕をもって質問しなければいけません。チャットできるシステムあるといいなと思っています。

 

個人的感想・まとめ

 

スクーリングなし、ペーパーレス、WebサイトのUI良しで、今のところ楽しく大学生できてます。私は3年次編入なのでおおよそ24か月かけて60単位(+卒業制作2単位)をとるのですが、3ヶ月で12単位分くらいの授業が取れるとわかりました。このままいけば最後のほうはまぁまぁ余裕があるかなと思います。

 

まだ入学して間もないですが、現在までにデメリットはあまり感じていません。「完全自己管理だからドロップアウトしやすい」「課題が曖昧」などの意見も見たことがありますが、そもそも大学ってそういうものだろうと考えてますのであまり気にはしていません。

卒業率はおおよそ20%だそうですが、気軽に入学し気軽に中退する割合も含まれていると思われます。なので数字やドロップアウトした人の意見は気にせず、自分がやるべきこと・やりたいことに集中していきたいと思います。

 

普通の人より少し遅れての大学生活開始ですが、社会人経験がある分履修内容を実務と絡めて思考できたり取るべき科目が明確にイメージできたりする気がします。なので今が私にとってベストなタイミングだったんだ・・・ということにしています( ^ω^)

あぁ、次のレポート内容考えなきゃ・・・

最近の活動~その他仕事編~

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最初に成果物として日の目を見るのがこっちだとは予想外でした。

 

↑の動画は、Ministry of Information and Communications (MoIC)内のICT Divisionが企画し私がアニメーション制作をした映像です。見ての通り、シンプルな交通ルール啓もう映像です。

 

ブータンではここ3,4年の間に自動車保有率が急増しました。理由は「ローンサービスが始まったから」だそうです。逆に言うとそれ以前に車持っていた人は一括キャッシュ購入できるくらいの金持ちだったみたいです。すごいっすね。

しかし自動車保有台数の増加に交通ルール整備が追い付いておらず、無法駐車、スピード超過、飲酒運転・・・とやりたい放題だったらしいです。

 

もちろん交通ルールの整備は急ピッチで進められていますが、ここにも問題が。

 

道交法制定、取り締まりをする機関(Bhutan Police)と講習、免許の発行、更新をする機関(Road Safety & Transport Authority of Bhutan、以下RSTA)

連携が取れていないのです。

なのでBhutan Policeが新たな道交法を制定してもRSTAはそれを知らず、免許を取る受講者に情報が行き渡らないのです。ちなみにRSTAの方々は、上の映像で説明している道路上の線の種類と意味についてもご存知ありませんでした

そりゃいつまでたってもマナー向上せんわ!ということでこの映像シリーズの制作が始まりました。

 

今後は制作元であるICT Divisionの人たちが随時新たな映像を作れるよう少しずつ教育していく予定です。完全なる映像制作未経験者ばかりなので難しいと思いますが、少なくとも「こういう映像が・どういうワークフローで・どうやってできていくのか」を知ってもらうことで、外注に出すことになったとしてもやり取りがずっとスムーズになると信じています。現に「絵コンテって大事なんだなぁ」とか「ナレーションを先に決めないと映像制作が大変なことになるんだなぁ」とかすでにいろいろ気づいていただけたみたいなのでうれしい限りです。

 

ちなみにクレジットに私の名前も某海外協力機構のロゴも入れませんでした(音の権利関係とか諸々の事情で)。そしたら「そういうのなるべく入れてください」と注意(?)されちゃいました。

・・・ロゴデータくれへんかったからやん。

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ココナッツ。小売店で5-10BTNで買えるヘルシーおやつです。




 

最近の活動~メインの仕事編~

 

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天の川の見える位置がかなり西寄りになってきました。そろそろ冬の空なのでしょうか


クズ ザンポーラ(ブータンの言葉で「こんにちは」)。ブータンは朝晩ほんとに冷えて、草木に霜が降りるくらいになってきました。

 

さて、この度私は、ブータン情報通信省の人間としてアニメーションスタジオのためのグループ勉強会を開くことになりました。

「ワークショップを開催する」というのはもともと当省庁の計画に含まれていたものですが、「ワークショップ(1週間程度 連続で全日行うイベント)」という案をポイして「定例勉強会」にしてしまいました。

 

ブータンの方ってワークショップが好きなんです。学校のカリキュラムもそうらしいのですが、どうも詰込み型の勉強をする傾向にあるみたいです。

しかし私は今回これを少し変えてみたいと思いました。理由は・・・

 

まずそもそも基礎的な絵心が不足しているから

ブータンの作品に言えるのは、全体的にどうしても〈絵心〉が足りないんです。基本の基本なのでそこをきちんと伸ばしていきたいのですが、絵心というのは詰込み学習で一気にレベルアップ!できるものではないので、観察、練習を日々行う習慣をつけてほしいと思っているのです。 

定期的に同業者同士が集まり交流する場が必要だと思うから

以前の記事でも書いたように、こちらが本当の目的です。

今のブータンアニメーション業界はNGOや政府に頼りまくり、超買い手市場状態です。その状況を打破するべく、まずはCGスタジオたちがお互いに協力し合い大きな団体となれる状況を作っていきたいと思っています。

 

ひとまず週1、3か月間の勉強会を継続します。その間にアニメーターたちにファシリテーションさせる機会も設けながら、徐々に政府(私)主導から民間主導に移行、最終的には私抜きでもCGスタジオの人々が集まり勉強する状況が作れたらいいなと思っています。

 

とまあこんな計画を、11月4日から開始する予定・・・

だったのですが、ブレーカー火災により情報通信省の会議室が使えなくなり延期。

翌週、11日にリベンジ・・・

の、はずだったのですが、祝日で誰も来たがらなかったので延期(それがブータン)。

 今週末に再リベンジ予定です。

 

「ちゃんと占いで吉日を見るべきだったな~」と同僚がぼやいてました。ブータン占星術をとても重んじるので、多分これは本気で言ってる。

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ちなみにこちらは3ヶ月前の写真。



ブータンに滞在する方法

*この記事の内容はあくまでKumiko_n個人の調査によるものです。実行を検討される方は各自での調査、判断をお願いします*

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アウトレットを直そうとして壊すの図

 

 

ブータンは旅行の目的地としては決して人気の高い国ではありません。しかしそれでもブータンに行ってみたい!という人は確固たる目的があるか、少しマニアックな方が多いように思います。

しかしご存知でしょうか。ブータン旅行というのは制限だらけのものなのです。有名なところでいえば

  • ビザが"available on arrival"ではないので事前申請が必要
  • 旅行会社を通してツアーを組むしかない
  • 公定料金という旅行代金200-290USD/日が必要
  • ツアーガイドがいなければ観光できない

こんなところでしょうか。ほかにも

  • ビザで認定されている地域しか立ち入ることができない。よって途中でのプラン変更がほぼ不可能
  • 食事もツアーに基本組み込まれているので、ふらりとローカルレストランに入ることができない
  • 日本でいう県境をまたぐためにルートパーミット(通行証)がいちいち必要(まぁこれはツアー会社がやってくれるでしょうけど)

など、バックパッカー憧れの地でありながら非常に高価で制限の多い旅行になるという、需要と供給のバランスが崩壊した感じになっています。

・・・と思っていたけど、お金持ちそうな観光客の方々をよく見かけるのでちゃんと需要はあるみたいですね。

 

お金はない、でもブータン行ってみたい!

 

そんな人たちにはもちろん方法があります。もちろん合法です。「アッサムあたりの国境からこっそr」とかそんなんじゃないです。

 

1:ブータン人、またはブータン在住の友達にビザを申請してもらう

滞在可能期間:最大30日

これは簡単なことです。ブータンに住む友達に「遊びにおいでよ!」とビザスポンサーになってもらえたらビザを出してもらえます。申請できる条件としては、ビザスポンサーが

  • 学士を保有していること
  • 就業年数3年以上であること
  • 実際に会ったことがある友人であること

みたいです(*ブータン人がビザを申請する場合の条件は異なるかもしれません)。

 

2:民間企業のアドバイザーとしてビザを申請してもらう

滞在可能期間:最大半年?

ブータン国内の民間企業のアドバイザーとして招へいされれば、最大半年間滞在できるビザがでるらしいです。

 

3:国際協力機関関係者としてビザを申請してもらう

滞在可能期間:最大2年?

いわゆるボランティアなどですね。日本では青年海外協力隊などが有名です。

その他国連WWFなどの機関もインターンを募集してたりします。

 

まだまだ秘境としての魅力たっぷりのブータン、一度訪れてみてはいかがでしょうか。